- 生年月日
- 1960年8月17日 (四緑木星)
- 趣 味
- ゴルフ、カラオケ、ドライブ、スキー、スノーボード
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GREETING
私は、石狩郡当別町青山中央沼ノ沢という山間で、農家の3代目長男として自宅で生まれました。
その時の写真は勿論、白黒です…。
保育所にはバスで2年間通い、その後、4km離れた田舎の小中学校に、夏は自転車、冬期間の朝はバス、帰りは歩きで通いました。草を食べながら、友達と遊びながら、長い道則も、あっという間に家に着いてしまいました。そして、男子8人、女子8人のクラスはみんな仲良しです。僕の経験の中ではイジメという行動が理解できません。学校は教室だけではなく、体育館も木造のトラス屋根でした。卒業前の3ヶ月間だけ、RC(鉄筋コンクリート造)の新校舎を体験しました。
その後、一生懸命勉強して入った高校は、北海道立当別高等学校で、またまた北海道で唯一の木造の高校でした。四緑木星生まれだけあって、自分は木造に縁があるんだなぁ…と実感しています。高校時代はバレーボールに没頭していましたが、いよいよ大学受験をする事になり、勉強の出来ない自分は、共通一次試験の導入初年度ということもあり、国公立をあきらめ、私立の北海道工業大学を受験する事にしました。
オーディオや車が好きだった私は、機械科に行きたかったのですが、一応、親の承諾をもらうために相談したところ、「第一志望は建築科、第二志望を機械科にするように!」と言われ、その通り受験した結果、両方合格となった。「せっかく合格したのだから、建築科に行きなさい!」と父親に言われ、その道を進む事となりました。
当然、生活も豊かではなかったので、アルバイトをする事になりました。大学時代のアルバイトは、夏、大工の見習い、冬はスキーのビンディング付けといったように職人のアルバイトをしておりました。
そのおかげか、某ハウスメーカーの営業マンとして就職する事になったのですが、現場の経験(大工見習い)が有るということで、工事部に勤めることになりました。勿論、新人ですから、掃除雑用からのスタートです。
自分は経験があった為か、現場管理者見習いの立場でも、大工さんと一緒にお客様のお家を造らせていただきました。掃除、雑用も楽しかったな…!
その後、一人前の現場管督になり、120件程の住宅の現場管理を経験し、設計部に務めることになりました。
字を書くのが下手な自分は当然、図面を書いても上手く見えません…。才能がないとはこの事だと実感しました。
しかし時代は変わっていました。自分にもチャンスが訪れたのです。それはパソコンです。タイプからワープロにかわり、手書きの図面もCADに変わり始めたのです。CAD(パソコン)を覚えたおかげで、年間300棟近い住宅の設計を実施する、設計部の主任を任されたのです。
毎月30棟近い、お客様のお家を、若いスタッフと死に物狂いで設計しました。楽しかったなぁ…。図面を書き上げた瞬間の充実感がなんとも言えません。皆でよく祝杯をあげたものです。
また、当時ツーバイフォー住宅は少なかった時代に、勉強の為、アメリカにもいきました。特に屋根トラスの設計は楽しかったです。
しかし、北海道の屋根は無落雪屋根が多く、デザイン的につまらない家ばかりでした。そんなある日、九州への転勤の辞令がでました。雪の無いところなら、屋根のデザインも自由だ!!そう安易に考えた私は快く転勤したわけですが、転勤後、まもなく…カルチャーショックになりました。水がまずい、醤油がまずい、ラーメンは臭い、言葉が分らないetc。
そして、歴史のある土地柄、県民性、対抗意識とでもいうのか、北海道では考えられないような蟠りがまだのこっていました。
しかしながら、北海道から来たというと、快く迎えてくれました。ちなみに、夏は39.6度、滝のように流れる汗も体験しました。おまけに今までに無い、寒い冬を体験しました。暖房の習慣がまだ少ないのです。
そんな九州に15年間住みました…。雪の無い冬は、タイヤ交換の必要は無いし、雪かきもしなくて良いし、年中ゴルフが出来るので、結構楽しかったです。
でも、スキーは残念ながら、広島まで行かないと出来ませんでした…。遠かった。
そして大事な仕事の話といえば、15年間、住宅のプランニング、建込み指導、構造設計、完成見学会の応援、換気計画、省エネルギー性能計算等、色々やってきました。特に、省エネルギー性能計算は自分で、計算プログラムも作りました。
そして、Co2排出の削減の為、冷暖房のランニングコストを削減する省エネルギー住宅の企画、リサイクルや100年持つ住宅の検討等もしましたし、地球環境問題にも取り組んできたつもりです。
今後は、この経験を生かしながら、未来の子供たちの為に、シックハウス、アレルギー対策等を考えた健康的な住まい造りや、さらに、お年寄りが少しでも安心して住まいが出来るような防犯対策も行い、微力ですが、皆さんのお役に立てたら良いなと、今は真剣に考えています。宜しくお願いします。
代表取締役社長